スティーブン・A・スミス、マイアミ・ヒートは”ある主要メンバー”と別れるべきと主張

スミスは、ライリーにはもはやヒートにふさわしい選手を引きつける力はないと主張し、エリック・スポールストラヘッドコーチをバスケットボール運営部長に昇進させるべきだと提案しています。

先月80歳になったライリーは、近いうちに引退する意向を示していません。

一方でバム・アデバヨはシーズン最終戦の敗戦後、ロッカールームに警告を発し、ライリーは今夏に多くの改革を行うだろうと述べました。

パット・ライリーは、1995年にヘッドコーチ兼社長に任命されて以来、マイアミ・ヒートの組織において極めて重要な役割を果たしてきました。

彼はサイドラインでの職務からは長い間引退していますが、バスケットボールの運営に関しては引き続き全面的な管理権を握っています。

ネイスミス記念バスケットボール殿堂入り認定されている彼は、NBA史上最も偉大なバスケットボールの才能を持つ人物の一人と称されています。

1967-68シーズンに選手としてデビューして以来、選手、コーチ、またはエグゼクティブとしてNBAファイナル57試合中19試合（33.3%）に関わっています。

この数字は、1979-80シーズンにロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチとしてコーチとしてのキャリアをスタートさせて以来、さらに驚異的な37.8%（45試合中17試合）にまで上昇しています。

伝説的な存在であり、マイアミは過去5シーズンで2度NBAファイナルに進出しているにも関わらず、2024-25シーズンはライリーへの批判を招いています。ジミー・バトラーとの騒動でゴールデンステート・ウォリアーズに移籍させられたことや、2014年に彼のマイクロマネジメントがレブロン・ジェームズをチームから追い出したのではないかという報道など、ヒートファンの一部は、長年の幹部であるライリーに対する見方を変え始めています。

特に、バトラーがトレードを要請する前に、バトラーを中心としたロスターを強化する動きが見られなかったことが、多くの批判を集めており、マイアミはプレーオフ・ファーストラウンドでクリーブランド・キャバリアーズにスイープされました。

このシリーズは、第4戦でホームコートで55点差で敗れて終了し、4試合で122点差をつけられ、ポストシーズン史上最も一方的なシリーズというNBA記録を樹立しています。